皆さんはノーマライゼーション(Normalization)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
英語の Normal (普通、正常)とization(〜化する)を組み合わせたこの言葉。
直訳すると「普通化する」「正常化する」という意味になりますが、そう言われても、その意味はさっぱり分かりませんよね…
ノーマライゼーションとは障害を持つ人や社会的に弱い立場に置かれる人々も
一般の人と同様に当たり前の暮らしができる社会を目指す理念のことです。
当たり前の暮らし…といっても2020年代を生きる私達には理解し辛いかもしれません。
この理念が提唱されたのは1950年代に遡ります。
当時の社会では、保護の名の下に障害者(主に知的障害を持つ人)を大型施設に収容し、劣悪な環境での集団生活を強いていました。
そんな現状に疑問を持ち立ち上がったのがバンク=ミケルセンです。
彼は
「どのような障害があろうと、一般市民と同等の生活条件と権利が保障されなければならない」という理念で、知的障害者の親の会と協力し、ノーマライゼーションという言葉と思想を、世界で初めて組み込んだ法律である「1959年法」を誕生させました。
そのため現在では「ノーマライゼーションの父」「ノーマライゼーションの生みの親」といわれています。
また彼自身も、第二次世界大戦中に収容されていたという過去があったそうです。
その後、ベンクト・ニィリエによって「ノーマライゼーションの8原理」として体系化され世界中に広がっていきました。そのため「ノーマライゼーションの育ての親」といわれています。
日本においては1981年の「国際障害者年」を契機に本格的に広がり
1993年にはノーマライゼーションの理念が盛り込まれた法律「障害者基本法」
1995年には障害者の社会参加促進やバリアフリー化などに関する具体的な数値目標を掲げた「ノーマライゼーション7か年戦略」
2003年には利用者自身がサービスを選択できる支援費制度の導入など様々な政策が行われてきました。
2025年現在、先人達の努力によって様々な障壁が取り除かれた現代に生きる私達ですが、
まだまだ、心から「生きやすい」と感じている人は少ないのではないでしょうか。
今私達にできる事はノーマライゼーションを過去の運動として捉えるのではなく、障害者、健常者に関係なく誰もが生きやすい環境を作り未来へ繋げて行くことではないでしょうか?
私たちキャリカクは、利用者様を普通の社会に共存できるようパソコンのスキルを身につけるための支援をしています。パソコン作業によって完璧にノーマライゼーションに繋がることは残念ながらありません。スキルを身に着けて、ほんの少しでもあなたの人生の自信になって頂けたら幸いです☺
CONTACT
パソコン初心者からもOK!
パソコン事務からデザイン・アートも!
パソコン仕事!
パソコンが並んだオフィスのような空間!
新規オープン!
JR中央本線勝川駅から徒歩3分!
地下鉄東山線 藤が丘駅から徒歩2分!
地下鉄名城線 平安通駅から徒歩1分!
2025年7月1日オープン!
2025年12月1日オープン予定!
JR岐阜駅前にオープン!
パソコン作業で楽しくキャリアアップを!
2025年1月オープン!
大垣駅から徒歩3分の好立地
近鉄四日市駅から徒歩5分の駅チカ!
2025年2月オープン
近鉄「津」駅から徒歩2分の駅チカ!
2025年10月オープン!
2025年10月オープン!
遠州鉄道鉄道線 新浜松駅から徒歩で7分!
2025年7月1日オープン!
小田原駅から徒歩10分!
2025年6月2日オープン!
2025年3月オープン
JR東北本線 小山駅 直結5分!
2025年4月オープン
JR古川駅 正面口より徒歩10分!
2025年9月1日オープン!
南海本線なんば駅から徒歩8分
広電草津駅から徒歩8分
JR山陽本線 広島駅から徒歩6分