癖の強いあの植物について、実は大好きだったことを文章で表現してみた
2025年03月27日 / 小田原
日本で採れたてのパクチーです
- パクチーと僕の物語:香り高いハーブが教えてくれたこと
- はじめに
- 僕がパクチー(コリアンダー)に出会ったのは25歳の飲み会の締めで行ったタイ料理屋です。初めてのタイ料理は緊張と未知の世界への期待でいっぱいでしたが、同時に、初めてアジアを感じる事にワクワクしていました。タイ料理を食べる度に心が癒され、そのプロセスで出会ったハーブたちが私の味覚を広げてくれました。その中でも、特に印象的だったのがパクチーでした。
- 初めてのパクチー体験
- 友人を招いてのホームパーティーがきっかけで、私はパクチーを使ったサラダを作ることにしました。スーパーでその香り立つ緑色の葉を見た瞬間、心が躍りました。しかし、初めはその独特な香りに戸惑いました。「これ、友人は気に入るのかな?」と疑念が頭をよぎりましたが、料理を続けました。
- サラダが完成し、友人たちと一緒に味わった瞬間、その不安は一瞬にして消え去りました。パクチーのさわやかな香りと、他の食材との絶妙なハーモニーに驚きました。友人たちも気に入ってくれ、その瞬間、パクチーの魅力に完全に引き込まれました。
- 文化の架け橋としてのパクチー
- パクチーは私にとって単なる食材ではありませんでした。世界中の料理に使われているこのハーブは、さまざまな文化をつなぐ架け橋のような役割を果たしているのです。メキシコのタコス、タイのトムヤムクン、インドのカレー。これらの料理に共通して使われ、一口食べるごとにその国の文化や食習慣を感じることができました。
- その後、私は友人たちとの食事会を通じて、さまざまな国の料理を取り入れるようになりました。皆でそれぞれの国の料理を持ち寄り、パクチーを使った料理を通じて語り合う時間は、私たちの絆を深めてくれました。
- パクチーの再発見
- ある日、パクチーの栄養価について調べるきっかけがありました。ビタミンやミネラルが豊富で、抗酸化作用も期待できることを知り、さらにパクチーが好きになりました。食べることが健康にも良いと知った瞬間、心の中の「やっぱり外れじゃなかった」という安堵感が広がりました。
- 私の自宅の小さなベランダには、いつの間にかパクチーの鉢植えが増えていました。育てる楽しみを通じて、よりパクチーと向き合うことができ、特に自分で育てたもので料理すると、味わいが一層引き立ちました。今ではパクチーを育てるプロです。
- 結論
- 今では、パクチーは私の生活の一部です。料理の際に欠かせない存在であり、さまざまな文化を理解する手助けをしてくれました。パクチーを通じて得た友人との思い出や、新しいレシピを試す楽しさ、そして健康への意識は、私の人生に豊かな色を添えてくれています。
- パクチーが好きな方も、苦手な方も、その魅力をぜひ知っていただきたい。みんなで食卓を囲み、思い出を共有することで、パクチーがもたらす新たな発見があるかもしれません。あなたも、香り高いパクチーと共に、心温まる時間を楽しんでみませんか?
キャリカク小田原オフィスへお越しいただいた際に、パクチーの上手な育て方を知りたい方にはコッソリ教えます🌿
https://twitter.com/kyarikaku55/status/1905166260180332882