キャリカク浜松駅前の利用者、Tです。気力は足りていますか?
気力が充実していることはとても大事なことです。行動を起こすのも、行動の維持も、気力をなくしてしまってはできなくなってしまいます。気力が残っているか考えて、きちんとと休むことも考えましょう。(よい休み方については研究中です。いつか記事にします。)
私は昔から信条としている言葉がいくつかあります。(紹介できる機会があると嬉しいですね。)その中の一つが「無理できるなら無理じゃない」です。どうしようもなくなるまでは足掻き、無理できるときは無理をしようということです。
しかし、人間なら必ず、足掻けなくなる時が来ます。能力や環境的にどうしようもない時もありますが、それだけでなく、気力が大きく関わるときもあります。
『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣 』という本に書いてあったのですが、人間は休まないといけません。休まずに頑張り続けると、即座に対応しないといけないような「もう一押し」欲しい時に押しが弱くなったり、疲れて見えるだけでも魅力は落ちてしまったりします。結果的に、折角のアイデアも勢いがない提案になってしまい、通りにくくなってしまうそうです。気力を養っておくことが大事だとよくわかりますね。
さて、今回は「私がキャリカクを選んだ理由」です。2024/10/23に別の利用者さんも同じテーマで書いていますが、私は私で様々なことを考えてキャリカクに通うことを決めたので、ぜひ、共有させていただきたいと考えて、本記事を書くことにしました。
かなりプライベートな内容も入りますので、暗い内容が苦手な方はブラウザバックされることを推奨します。できる限り暗くしない努力はしますが、私の過去はそこまで素敵なものではないので、どうしても明るくするのが大変なところもあります。ご承知ください。
私の過去を洗いざらい話す気はありません。むしろ、そんなことしたらお仕事にならなくなってしまうのでしません。ですが、大事なところだけピックアップして紹介します。
私は両親との関係があまりよくありません。実のところ、両親は一生懸命に僕を愛そうとしてくれていたと思います。とても尽くしてくれる両親だったので、欲しいものは買い与えてくれるし、やりたいこともある程度はやらせてくれました。未来のためになるようなことは経験させてくれるし、両親にとっての「理想の育て方」をしてくれたのだと思っています。その根底には「真っ当な生き方をして真っ当な幸せをつかんで、真っ当に人生を終えること」を求めているのも、すごく伝わってきました。
ただ、私はそんな真っ当な生き方の似合う人間にはなれなかったです。私は兄弟がいないのも関係して、そんな親の愛を一身に受け止めるのが辛くなってしまいました。
私は精神障害の特性と言われることもある程に「局所的に理解力が落ちる」ことがあります。受け入れたくないことを認識しようとしても歪ませて直接的に理解できないことも多いです。
もちろん、一般の人でもわかりたくないことを理解したくない時はあるでしょう。しかし、そうでなく「しっかりと伝えても深くまで理解できない」ことも多くあります。例えば「規則は守る」などの当たり前のことに対しても「規則を破らないと成立しないこともある」などと言い出すタイプです。「努力義務」のような曖昧な言葉も苦手です。
その結果、どうしても「罰」という形で鉄槌を下さないと自分の行動が修正されない時もありました。そのために、両親が私を殴ることもありました。
そんな歴史もあって(反抗期も混ざったと思うのですが)親に対して「恨む」次元の憎さを感じてしまっています。だから、今、私は両親と同居していないし、距離を置いています。おかげで精神的に安定はしてきましたが、まだまだ未熟な部分も多くて大変です。
もちろん、両親に感謝はしています。育て方が押しつけがましかったところがあるけど良い親だと思っています。
ただ、別の育て方はなかったのかなと思うことも多いです。小さい頃は興味に任せて道路を飛び出してしまうような子供だったらしく、事故に遭わないように、と物理的にリードをつけるような親でした。なくなった祖母は紐をつけてまで事故を防止することに疑問を呈していたようですが、それくらいに私の両親は過保護でした。
結果的に、過保護な両親に守られてきたから、私は失敗することに慣れていません。今までに両親が躓きやすいところを教えてくれたのもあり、私は「予想外」に弱く、予想外のことが起きると混乱して間違いを起こすことも多いです。
失敗に対しての対処は失敗をしないと学べないのです。しかし、あまりにも大きな間違いを連続して起こすことが増えたので、精神科に入院しました。そして「責任を取って生きる」ことと「自立して生きる」ことを目標に僕は今、新しい人生を歩んでいます。
今まで失敗しても両親のせいにしてきたので、きちんと自分事として物事をとらえることができるようにならないといけないし、様々な課題がありますが、少しずつ解消していこうと思っています。
さて、私がキャリカクを選んだ理由なのですが、精神科に入院した頃に話が戻ります。「責任を持って生きる」ことと「自立して生きる」ことを目標にするなら、まず、経済的に自立しないといけないのは明らかでした。「自分の収入の中で自分の生活をする生活」が大事だとわかっていたので、どこかで働かないといけないのもわかっていました。
しかし、私は残念ながら今すぐに一般企業へ就職できる力はないと感じています。だから、就労継続支援を使うことにしました。
ちなみに、私は4カ月程度だけ介護職として働いたことがあります。ただ、福祉大学等でなく、普通の大学を出た人間なので介護の知識を身に着けるところから始めないといけませんでした。ゆえに、私自身が鈍いのもあり、介護というお仕事はハードルが高すぎたと感じています。周りの人々は温かく見守ろうとしてくれていたと信じていますが、プレッシャーを強く感じてしまい、私は前職を辞しました。
そこで、まずは周りの環境に適応していくことや仕事をして稼いでいく、など様々な感覚を身に着けるためにも作業所を探したのですが、手が不器用なので、普通の就労継続支援事業所のお仕事をするのは苦痛でした。実際に手作業をすると作業速度が遅い上に、ミスも多いので質自体は確保できても量を伸ばすのが大変でした。
そんな時に、救いの手を差し伸べたのが「キャリカク」でした。
浜松では他にも絵や音楽制作をするようなB型事業所やパソコン業務主体のA型もあります。しかし「キャリカク」が圧倒的に違うのは「空気の良さ」でした。
ここからは本当に私の主観的な話になってしまうのですが、キャリカクは「職員が優しい」です。
私が行ったパソコン業務主体のA型は、説明を担当した職員の問題かもしれませんが、とても「ハキハキ」していて「お仕事をやってください」という感じでした。
「お仕事としてやる以上は段階を踏んだうえでクオリティも求めるし、体調管理も厳重にやってください」
そう言われた記憶があります。ただ、体調管理が上手にできると自分で保証できる自信もなかったし、思い切り体調を崩してしまったら、契約を切られてしまうので困ります。なので、除外しました。他にも、とても静かに作業をしていたので、逆に落ち着かなくなってしまったのもあるし、お仕事も文章を書くようなお仕事はあまり多くないようでした。
ここまで言うと怒られるかもしれないけど、「私にとっての」決定打がない場所でした。A型事業所は労働契約を結ぶので、最低賃金は払ってくれるけど、週五日勤務も決まっているし、採用面接もあります。そこまで考えると、むしろ「面倒くさい」と私は思ってしまいました。
では、絵や音楽制作をするようなB型事業所はどうでしょうか。B型事業所は労働契約を結ぶわけでもないので、給料は最低賃金を割ることも多いです。そのため、給料が低いことも多い。絵や音楽制作をするB型事業所さんも例に漏れず、そのような感じでした。給料が低くてもお金さえもらえれば、と思う時もありました。しかし、私は絵や音楽を学んできたわけでもないので、初歩から学ばないといけませんでした。
別に絵や音楽が嫌いなわけでもないので、学ぶこと自体に抵抗はなかったけど、お金は稼げるとはいえ、次の職業に活きるのか不安に感じることも大きかったです。
一方で、キャリカクは「昇給制度」や「勤務日数手当」などの制度があります。最初こそは低い時給で働くことになるけど、徐々に給料が上がっていくなら頑張ろうと思えます。それに、私は「いきなり一日丸ごと動けなくなる」などのアクシデントが起きるタイプではないので、勤務自体はできると思っています。なので、勤務日数もしっかりと稼げば給料が増えるので、B型事業所としてはかなり破格の給料が出ると思いました。
そのうえ、手作業もない職場なので(もともとパソコンが得意なのもあり)お仕事自体も苦痛ではないし、意欲的に取り組めるものばかりでした。ライティング作業が仕事の候補にあったのも大きいし、まだオープンして間もなかったので人も少なくて快適でした。
なので、私はキャリカクを選びました。一応、最後に簡潔にまとめますね。
ここまで、私のプライベートな内容を絡めて具体的に私がキャリカクを選んだ理由を書きました。ただ、長々と書きすぎたので、わかりづらかったかもしれません。なので、簡単に示しておきます。
一般企業で働けるに越したことはないですが、体調を崩しやすい方は就労継続から始めてもいいと思います。一般企業に無理して挑んで、失敗経験を積むと自己肯定感も下がるし、「トラウマ」として後々に響きます。
私はB型の方がいいと思っています。給料は高くないが、調子を崩しても少しくらいなら余裕をもって対応してくれると感じたのはB型でした。A型は体調管理に自信があり「絶対に仕事だけはできる」と自信がある人が行くべき場所、と感じてしまいました。
キャリカクはパソコン作業をさせてくれる珍しい作業所です。手作業よりパソコンの方が得意な人は、キャリカクの方が楽に働けると思います。そのうえ「昇給制度」や「勤務日数手当」など面白い制度があるので給料自体も作業所にしては高くなるヴィジョンがあります。職員との相性等は人によって違うと思いますが、相性が悪い人がいても何とかなると思います。優しい職員さんばかりで本当に助かっています。
いつも長々とすいません。今回はここまでとします。お読みいただきありがとうございました。
カテゴリー:実際の利用者として
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