タイトル「あなたのデザインがより良くなる雑学」
夏日も出てくるくらいあったかくなってきましたね。
こうも急にあったかくなられるとそれはそれで体がついていけなくなってしんどい日々ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
筆者は1ヶ月ぶりにブログを書きます。
この1ヶ月の間に他の利用者さんはどんな記事を書いたのかなと見ていると、何やら数学のお話をされている方が…!
筆者も文系学部ではありましたが大学では他の学部の授業にもぐったりして軽く大学数学には触れていたので、懐かしい単語が並んでいるのを見ていろんな記憶がよみがえってきました。
高校の文理選択の時に、私は数学と化学の点数がかなり高かったのに、「文理系に進学するつもりだから苦手科目のコマ数の多い文系に行きます」と先生に伝えたときは「なんで?もったいない!」などと言われましたね。
結局大学は文理系ではなくがっつり文系に進学することになり、そこで様々な人と関わったりいろんな意見が許容される界隈の空気のおかげで今の私の考え方や価値観があると考えると、高校の時に文系にして良かったなと思ったり…。
それでも理系科目は好きではあったので、卒業認定単位にならなくてもいいから講義を受けたいですと別の学部の先生に直談判したりもしました。
でも高校数学の延長で大学数学の講義がされていたり、私は高校で物理をやっていないので高校物理を知っている前提で進んでいく講義などはさっぱりわからず、最初の方で挫折してしまった講義もたくさんありました。
最近は高校生向けのオンライン塾などを使って高校の全科目の勉強を始めようかと考えていたりもします。
さて、前説が長くなりましたが本題です。イラストでもポスターでも、「デザイン」という物が関係するものに取り組む際に知っていると「「「とても」」」有益な雑学があります。
皆さんは「黄金比」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
調べると「1:1.618…」みたいな比率が出てくると思います。
なんだこの気持ち悪い比率の数字は!と私は最初思いました。なんとかかんとかして整数比にしてくれよ!と。
そうならないのはこの「黄金比」というのはどう頑張っても有理数(割り切れる数)にならないからなんですね。
つまり「1.618」の後も小数点以下がずっと続いていくわけです。じゃあなんでこの気持ち悪い比率がデザインにとって有益なのか、実際使うにはどうすればいいかなどを考えていきましょう。
まず黄金比というのがなぜ注目されるかですが、それは世界に存在する「人間が美しいと感じるもの」の多くにこの比率が共通項として見られるからというのがあります。
この画像は、葛飾北斎の富嶽三十六景より『神奈川沖浪裏』、レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』『ウィトルウィウス的人体図』に黄金比が見られることを示している図です。
このほかにも『ピラミッド』『パルテノン神殿』『サグラダファミリア』『ミロのヴィーナス』、身近なところではクレジットカードの縦横比やApple社のロゴなどにも使われています。
このカタツムリみたいなものは「黄金長方形」に「黄金螺旋」を重ねたもので、黄金比を視覚化するときによく使われるものです。
「黄金長方形」は縦と横の比率が黄金比になっており、この長方形から最大正方形(とれる一番大きい正方形)を断ち落とすと元の長方形と相似(比率が同じ)になるという性質をもっていて、この時とった最大正方形に四分円を描いてつなげていくと「黄金螺旋」とほぼ同じ軌道を描くことが知られています。
この「黄金螺旋」に沿っていると人間は本能的に「美しい」と感じる傾向があるようです。
じゃあ、実際にこれを意識してデザインをしてみたいんだけど、毎回「1.618…」を使わなきゃいけないの?というとそうではありません。
実はある「数列」を用いることで疑似的に黄金比を再現することができます。その数列とは「フィボナッチ数列」です。
名前だけ聞いたことはあるけど実際それって結局なんなん?という方も多いでしょう。
フィボナッチ数列とは「1 1 2 3 5 8 13 21 …」と永遠に続いていく数列です。
数列というのは規則をもって並んでいるので、もちろんこの数列にも規則があります。
気付いたでしょうか?3番目の数字を見てください。この数字はその前二つの和(足し算の結果)になっています。4番目の数字も同じように2番目の数字と3番目の数字の和になっています。こうして続いていくのが「フィボナッチ数列」です。
じゃあ「フィボナッチ数列」と「黄金比」はどう関係があるの?という話ですが、実はこの「フィボナッチ数列」の隣り合う2つの数字の比率が「黄金比」と近似値をとるんです。数字が小さいうちは精度は高くないのですが、大きい数字になればなるほど「1:なんちゃら」に直したときに「黄金比」の数字に近くなります。
実際にデザインで使う時にはあまり数字が大きすぎると使いづらいので、よく使われるのは「3 5 8 13」あたりです。ではここでApple社のロゴを見てみましょう。
すごいですよね。あのロゴはここまで計算されて作られていたのか!という気持ちになります。
どうですか?少し賢くなった気がしてきたんじゃないでしょうか。
このフィボナッチ数列は数列を覚えていなくても、「1 1」から始めて前二つの数字を足していけば作れるということだけ覚えていればいいので楽ですよね。
使い方としては、私はCanvaやillutratorでの作業の時に「ガイドで8等分にして3:5で配置する」という風に活用しています。
皆さんもぜひ使ってみてくださいね!
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