こんにちは。キャリカクに通い始めて5か月目、中堅や古株としての自覚に芽生え始めた、ちょっとだけ絵が描ける人です。
私の書いた記事が公開されるのは6月以来とのことで、目を通してくださる皆様にはね、こう言いたい訳です。
お久しぶりです、と。それだけ。
私の小気味よいリズムとかわいい言葉選び、恋しかったんじゃないですか?ないか、そんなこと。なくて良いです。文体で覚えられたらちょっと恥ずかしいので。
さて、ご挨拶でも書いた通り、私はキャリカクに通い始めてもう5か月が経過しています。
恥ずかしながらまだ病状も安定しておらず、他の皆さんみたく「あれができるようになった!」「これが得意になった!」なんて明るい話題ばかりじゃないんですけれど。
でも元々SNSばっかり触ってる陰キャなので、SNS運用だけは得意ですよ。仕事メチャ早いです。
文章を書くのも好きなのでブログも得意だと言えれば理想なんですけどね。どうもそう上手くは行かなくて。
ん?
「おいおい、初っ端から薄暗いじゃないか。タイトルは嘘だったのか」ですって?
それを今から話そうってコトよ。
あんまり褒められたことじゃないかも知れないけど、ゲームセンターに行く余裕ができたので…ダメ?良いじゃん、ちょっとぐらい楽しいことしたって。
この「良いじゃん、ちょっとぐらい楽しいことしたって」のマインドが、私には足りていなかったんです。それを、キャリカクで取り戻そうとしています。
言葉にするとあっけないけれど、4月にキャリカクにやって来た私は、ずっと気持ちがいっぱいいっぱいでした。家でSNSを見ているかキャリカクでおっかなびっくり作業をしているか、それしか無かったんです。
どうしても精神的につらくて通所ができなくなり、長期のお休みを頂いたこともありました。こういった無茶苦茶も、相談してお互いが納得した上で可能な限り受け入れようとしてくださるから、キャリカクってあったかいですね。ありがたいことです。
そこからゆっくり、ゆっくりと、私にできる範囲の作業をくれて、私が落ち着いて過ごせる場所になろうと、キャリカクはずっと歩み寄ってくれているんです。
私がその優しさや温かさを上手く受け止めることができなくてずっとご迷惑をおかけしているけれど、決して突き放すことはせずにいてくれます。
その決して突き放されない安心感で、私の心は徐々に変化していきました。
あんまりこういったことを言うと「こら!真面目に作業しなさい!」と叱られてしまいそうですが、駅前の施設なので徒歩圏内にゲーセンがあるんですよ。高校卒業ぐらいまでは毎日のように行っていたな…今はどんなゲームがあるんだろうと、小さな好奇心で入ってみたんです。
これだけでもすごいことですよね、家でSNSを見るかキャリカクでおっかなびっくりしているだけの人が、たくさんの人と音で満たされた狭い空間に入れるようになったんだから。それも、やらなきゃ…みたいな義務感じゃなく、純粋に「楽しいこと無いかな」という好奇心で動いてるんだから。
ゲーセンなんて行って良いのかな、と不安になる気持ちもありましたが、キャリカクの利用で少しだけ穏やかになった私の心がこう言うんです。
「良いじゃん、ちょっとぐらい楽しいことしたって」と。
プレイしたいゲームを選んで100円玉を入れる。あとはプレイが終了するまで画面と音と向き合うだけ。ただそれだけでも当時の私には「こんなことをしている場合じゃない、楽しいことなんかする権利は無い」という恐怖が付きまとう行為でした。
それが今では「今日こそあの譜面をクリアするんだ」と前向きな気持ちでプレイできているのだから、大きな変化だと言って良いでしょう?
キャリカクの利用との直接的な関係は無いけれど、自分を受け入れて認めて接してくれる方が身の回りにいると、少しずつ心も変化するものです。
あまりにもしんどい、自分はもうダメだ…何かを楽しむ権利なんか無い。
そんな風に思ったら、一度キャリカクに相談してみてください。時間はかかるけど、何かしらの変化はあるはずです。
良いんですよ、ちょっとぐらい楽しいことしたって。
職員さんもきっと、あなたが楽しいことを楽しいと感じられるよう、応援してくれますから。
絵描くのも楽しいですよ 手描くの苦手すぎるけど
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