障害受容という言葉を知っていますか?
障害を持っている皆さんは、自分の障害を受け入れていますか?
特に私は杖を持って歩いているので、周りの人に否が応でも分かってしまいます。
私は5年前に身体障害者になって、一時期は混乱状態に陥ったこともありました。
障害受容を考える上で、「受容は大きく5つに分かれた段階的な過程で進む」といわれています。
1.ショック期
2.否認期
3.混乱期
4.適応への努力期
5.適応期
①ショック期
受傷直後の状態です。
ショックを受けていますが、治療をしており、「回復」するだろうと思っています。意外と不安は強くありません。
②否認期
障害が残るのではないかと言った不安も出てきて「自分には障害はない」と思うなど、障害があることを打ち消す拒否の適応規制が働いた段階です。
③混乱期
障害の告知を受け否認することが出来ず、周囲に当たり散らすなどの「攻撃」といって気負う規制が働くことが多い段階です。
④適応への努力期
障害があっても出来ることがあることに気づく(価値の転換)等、前向きな努力をします。障害者との交流や新たな状況での学習をします。
⑤適応期
④の適応への努力期を経て障害受容をします。「障害があっても出来ることがある」という新しい価値観を持って生きていく段階です。
※引用:介護ラボ
私は今、③~⑤を行ったり来たりしている状態です。
●障害の受容は
①諦めたり開き直ったりするものではない
②障害があるから何も出来なくなったということではない
③出来ることに目を向けて積極的に生きていくようにすること
とあります。
私は今、キャリカクに通って一般就労に向けてパソコンの技術を学んでいます。
過去に得意だったこと、将来得意になると決めていることを
もう一度棚卸して、就職活動に生かしたいと思っています。
発達障害・知的障害・精神障害、その他の障害を持っている方は、
また違う考え方を持っていると思います。
また、先天性の障害を持つ人も違うでしょう。(私は中途障害です)
機会があれば、キャリカクでも障害の違いを話し合ってみたいです。
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