キャリカク利用メンバーブログ
2024年02月09日
福の日には縁起の良いお話を
皆さんおはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。
わたし、がお送りさせていただきます。
早いことで、暦はもう２月。
役所の手続きなどが立て込んで、わたしも大忙しです。
そんな苦しい時こそ、上向きになりそうなお話をしましょう。
なんといっても、今日は２月９日「福の日」なんですから。
縁起の良い日に、縁起の良い話でパワー２倍です。
アイスブレイクはこのあたりにして、本題に参りましょう。
今回のテーマは「縁起の良い話」。
冬も終わりが近づいてきて、
いよいよ春が訪れようとしているこの時期。
今の季節を表す言葉には、春を思う気持ちが多く込められています。
それでは、どうぞ。
２月は季節の分かれ目
２月には「冬が終わるぞ。これから春が来る」という
春への期待と恋しさ、待ち遠しさを感じさせるメッセージが含まれています。
如月
２月の和風月名、如月（きさらぎ）の由来は中国の２月の異名
如月（にょげつ）にあります。
この言葉には、「寒い冬が終わり、春に向かって万物が動き始める」
という意味があります。
芽吹くのはまだこれから、
目に見えなくても、地面の下でも植物や動物たちは着実に力を蓄えているぞ。
そんな力強さを感じますね。
節分
「おにはーそと！ふくはーうち！」と言えば
節分ですね。
鬼（邪気）を払い、福を呼ぶ。行事として一般的ですが、
節分とは、季「節」を「分」ける。
冬の終わりと、春の始まりを表す行事でもあるのです。
病は鬼がとり憑いたもの。
「病鬼」とも言われていた時代もあります。
もしかしたら、
病を引き起こしやすい冬（病鬼）を追い出して、福（春）を呼ぶ。
そんな思いもあったのかもしれません。
３月は春の訪れ
３月は「草木や花が芽吹いて、春がやってきた」
待ち望んでいた春の訪れを祝う気持ちが、多く込められています。
弥生
一か月ほど先にはなりますが
３月の和風月名、弥生（やよい）は
「弥」には、いよいよ。「生」には、草木が芽吹き、生い茂る。
という意味があります。
あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、
「いやさか！」とバンザイして祝う光景を見たことはないでしょうか。
これは漢字にすると、弥栄（いやさか）。
「ますます栄える」と、人や国に対して繁栄と祈りを願う言葉です。
「弥生」にも「弥栄」にも、
「弥」の文字を入れて、未来へ向けた希望を指している共通点がありますね。
ひな祭り
３月といえば、ひな祭り。桃の節句です。
桃は「仙果」ともいわれ、日本神話においても「オオカムズミノミコト」という神様として名を与えられた、神聖なものとされています。
そんな桃が咲く時期に合わせて、女の子の成長を祝うお祭りが、ひな祭りとなります。
春の実りと、わが子への祝福を掛け合わせた行事。
こう表現すると、
お祝いする人たちの、嬉しさと喜びがめいいっぱい伝わってきます。
まだまだ、寒い時期は続きますが。
寒いだけではない。
季節は良い方向に動こうとしていて、人もまたこれを迎えようとしている。
これからは、そんな時期である。
というお話でした。
といったところで、今回はここまでとさせていただきます。
２月９日、「福の日」にちなんで縁起の良い話をさせていただきました。
現実は確定申告などの手続きや受験でなにかと大忙しな月ですが、
ここは一つ。縁起の良さにあやかって、気持ちを整理してみてはいかがでしょう。
わたしは手っ取り早く、桃の缶詰めで甘い物を補充しようと思います。
それではまた次回、ご縁があればよろしくお願いします。
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