2024年01月16日
文字化けおばけ
最近はインターネットをさまよっていても文字化けに出会う経験が少なくなってきました。
しかし、実はファイルのやり取りの中で文字化けにはまだまだ遭遇します。
お祓い、もとい、対策方法を知っておけばPC作業に役立ちます。
文字化けの説明なのですが、暗号を考えてもらうとわかりやすいです。
例えば「おはよう」を暗号で送る場合を考えます。
暗号にはシーザー暗号を使い、後ろに1つ動かします。例えば五十音順で「お」は一つ後ろ「か」に変換します。
シーザー暗号にかけると「おはよう」は「かひらえ」となります。
この暗号を誰かに送ったとします。受け取った相手が後ろに1つ動かしてあると知っていれば、「かひらえ」から「おはよう」を導き出せます。
知らない場合、前に2つ動かしてあると勘違いすると「かひらえ」は「くへるか」と化けてしまいます。
文字化けも文字を戻す方法が間違っているために置きます。文字を戻す方法を文字エンコードと呼びます。
よく見る文字化けといえば、改行が無視される現象です。
フォームに文章を入れたら改行がされていない。MacからWindowsにテキストファイルを送ったら改行が消えている。などなど、いたるところで起きています。
実は改行を意味するコード(制御文字の一種です)が2パターンあり、アプリによってどちらを採用しているか異なるためです。
ちょっと良いテキストエディタには改行コードを切り替える機能がいており、文字化けを直して読めるようになっています。
文字化けはあるシステムから異なるシステムにファイルを送る際に起こりやすいです。
有名なのがMacでフォルダをZIP形式で圧縮しWindowsに送った場合、送られたZIPファイルを解答すると中のファイル名が文字化けします。
MacとWindowsでファイル名でつかう文字エンコードが異なるため起きます。
解消法は2つあります。
1つは、Windowsへ送るとわかっているならば、文字化けを起こさせない機能を持ったアプリで圧縮します。
もう1つは、Macから送られてきたZIPファイルは、文字化けを直す機能を持ったアプリで解凍する方法です。
文字化けになってから直すのはなかなか面倒なため、これらの方法を試してみてください。
文字化けが起こるのは、さまざまなシステム、規格が混ざっている以上しかたない側面があります。
しかし、インターネットブラウザの進歩などにより、自動で文字化けを直す機能が生まれ、目撃情報はだいぶ減りました。
もし見かけたらUMAでも見たと思い、文字エンコードの変更を試してください。
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