キャリカク利用メンバーブログ

2023年10月13日

紅葉のしくみ

皆さんおはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。

わたし、がお送りさせていただきます。

季節は移り変わり、それに合わせて景色もまた変わっていきます。

皆さんの周りの景色はどのような変化があるでしょうか。

行く先途中の草木や街路樹の色、スーパーやコンビニの品揃え、エアコンの設定温度。

自然だけでなく、日々の生活のちょっとしたところにも季節を感じるところはあると思います。

そんな変化に気付いた時には思わず「ふふ」と笑ってしまうわたしです。

 

アイスブレイクはこのあたりにして、本題に参りましょう。

今回のテーマは「紅葉の仕組み」です。

ちょうど10月も半ば、紅葉のシーズンとなってまいりました。

これから紅葉狩りだ!という前に一度、紅葉がなぜ起こるのか。その仕組みを知っておくと楽しみが増えるかもしれません。

それでは、どうぞ。

 

紅葉がなぜ起こるのか

紅葉とは、秋から冬にかけて葉っぱを落とす準備のことです。

植物は光合成を行うことでエネルギーを得ていますが、これからの季節は日光が弱くなり、さらには乾燥した空気によって葉っぱの水分が奪われやすい状況になります。

こうなる前に、葉っぱの養分を木に回収するための動きが紅葉になります。

植物によるエネルギーの節約術と言えるでしょう。

 

紅葉の仕組み

皆さんご存じのように、紅葉にはイチョウのように黄色くなるものともみじのように赤くなるものがあります。

それぞれ、どのようにして変化していくのでしょう。

黄色くなる場合

通常の葉っぱが緑色をしているのはクロロフィルという、光合成に役立つ色素があるからです。

このクロロフィルが多い場合は他の色素は隠れて見えないのです。

ですがクロロフィルの方が分解されるのが早いため、紅葉が始まると分解の遅い黄色い色素カロチノイドが目立つようになります。

このようにして、葉っぱが黄色く見えるようになるのです。

赤くなる場合

こちらはクロロフィルが分解されるところまでは同じなのですが、それと同時にアントシアニンという色素が作られます。

アントシアニンは酸性の場合赤っぽい色になる色素です。

こちらも紅葉が進むにつれ、クロロフィルが減りアントシアニンが増えてくるため、葉っぱが赤くなります。

 

 

といったところで、今回はここまでとさせていただきます。

これからの季節の彩りの変化。

空気も澄んで過ごしやすい時期。

少しだけ足を止めて、移り変わりを感じてみるのもよいかもしれません。

 

それではまた次回、ご縁があればよろしくお願いします。

 


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