2024年04月23日
自転車に 乗るなら守ろう 交通ルール
コロナが猛威を振るう中、自転車通勤が注目されていたのは記憶に新しいでしょう。
一方で自転車に乗る人が増えた結果、自転車の事故が増えているそうです。
自転車のルールを今一度見返してみましょう。
自転車と交通規則
まずは覚えておきたい交通規則をざっと書き出させてもらいます。
規則が多く、窮屈に感じるかもません。
しかし、規則は自分も他者も移動を安全に行う目的で決められています。
そのため、しっかりと守りましょう。
ライトは何を使えばいいの?
上記の交通規則のうち「夜間はライトを点灯」について掘り下げてみます。
まず、自転車には主に二つのライトがついています。前照灯と尾灯です。
前照灯はフロントランプです。白い光で10メートルの距離にある障害物を確認できるライトを使用しなければなりません。
自転車に付属されている前照灯であれば心配はありませんが、市販のランプには明るさが足りず前照灯として使用できない商品があります。
目安として400cd(カンデラ)以上あれば前照灯として使えるそうです。
また、前照灯には点滅する商品があります。
しかし、点滅は点灯ではないので交通規則違反になる恐れがあります。
できるだけ避けたほうが無難でしょう。
尾灯はテールランプです。具体的には、後ろ向きについた赤いライトまたは赤い反射板を指します。また、赤いライトと反射板が一体となったランプもあります。
規則によると、尾灯の点滅は反射板がある場合に認められるようです。
ベルはなぜついているの?
実はベルがない自転車には乗ってはいけません。
自動車でいうクラクションと同じ役割を持っているためです。
一方で、歩行者をどかす目的で鳴らすなど、むやみにベルを鳴らす行為もまた禁止です。
自動車が前の車をどかすためにクラクションを鳴らせば、それはあおり運転そのもので処罰の対象になることからもわかります。
では、いつベルを鳴らすのでしょうか? ベルを鳴らすタイミングは2つあります。
1つは「警笛鳴らせ」の標識がある場所です。これは必ず鳴らさなければなりません。
もう1つは危険の防止のためやむを得ない場合は鳴らしてもよいです。
逆に言えば、これらの場合以外では基本的にベルは鳴らしてはいけません。
まとめ
自転車は便利である一方で走行には危険が伴います。
他者や自身を守るためにも交通ルールを知り、守っていく必要があります。
これを読んだ方の自転車ライフが安全になれば幸いです。
参考ページ
警察庁「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~」
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html
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