2023年11月10日
誕生星座を知ろう「さそり座」
皆さんおはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。
わたし、がお送りさせていただきます。
毒と聞いて、皆さんどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
毒キノコだったり虫だったり、ドラマにあるような毒薬あたりがイメージしやすいでしょうか。
わたしが最初に思い浮かぶのは「お酒」です。
あぁ、違います!わたしはお酒否定派とかではなく!
むしろお酒は好きな方です!
お酒は楽しんで飲めば気分が良くなり、心身の健康のもととなるでしょう。
しかし、適量を誤れば健康を損なうことは皆さんご存じ。
お仕事の接待などにも使われるように、心の垣根を取り払う事もあるでしょう。
これも意図をもって利用されれば恐ろしいことは歴史が物語っています。
それが分かっていても、お酒というものは人間とは切っても切り離せない。
浸らずにはいられない。
甘い、甘い、毒なのです。
皆さんも毒との向き合い方は慎重に。
アイスブレイクはこのあたりにして、本題に参りましょう。
今回のテーマは星座シリーズ「さそり座」となります。
今度こそは誕生月ピッタリな時期に投稿できたのでお許しください。
以前にも言ったことですが、わたしはこういった物語は大好きです。
語りたい気持ちで溢れているので、こういったシリーズにもお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは、どうぞ。
黄道十二星座の一つであり、初夏から夏にかけてが見頃の星座。
一番明るい星であるα星は「アンタレス」という赤く輝く星、別名「赤星」「酒酔い星」。
その位置からも、さそりの心臓として描かれています。
また火星(ア-レス)の近くを通ることから、「火星と対抗するもの」。ギリシャ語で”アンチ・アーレス”が語源となったとされています。
ギリシャ神話では、オリオン座こと超人オリオンにまつわるお話として、このサソリは登場します。
オリオンは大神ゼウスの兄である、海の神ポセイドンと人との間に産まれた男性。
たいへん美男子であり、好色とされていました。
その女性関係の中には月の女神アルテミスもいたそうです。
そんな彼は体が大きく、力持ちで、優れた狩人でした。
彼は自身の力を自慢し始め、ある日酒に酔い
「ライオンや熊であっても、このオリオンにかなう相手はいない」
と上機嫌に威張っていました。
これを聞いた天上の神々は「日々の獲物は私たちが与えているものなのに!」と怒ってしまいます。
そうして、大神ゼウスの后の女神ヘラ(一説では大地の女神ガイア)がオリオンを懲らしめるべくサソリを向かわせました。
サソリはオリオンに忍び寄り、隙をついてその毒針でオリオンを一刺し。
力自慢のオリオンも毒には勝てず、息絶えてしまいます。
この功績から、サソリは天へと召し上げられ星座となり、
彼の死を悲しんだ月の女神アルテミスの希望により、オリオンもまた星座として空に上がりました。
星座として空に上がった後でもオリオンはサソリを恐れ正反対の位置におり、
さそり座が見える時期にはオリオン座は姿を見せない。と言われています。
というお話でした。
ギリシャ神話あるあるの「だいたいゼウスのせい」ではないお話でしたね。
オリオンの死に目を向けられがちなこのお話ですが、わたしとしては気になるところが一点。
女神さまの言いつけ通りに役目を果たせたサソリは、この大仕事後に
たくさん、褒めてもらえたのでしょうか。
残酷とも、恐ろしいとも言えるお話ですが、ここでのサソリはただ役目をまっとうしただけ。
「よくできましたね」と褒めてもらえるような、そんな結末がこの物語にあったらいいな。と思いました。
それではまた次回、ご縁があればよろしくお願いします。
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