キャリカク小山駅

立冬（りっとう）は、二十四節気の一つで、暦の上では冬の始まりを意味します。毎年11月7日ごろにあたり、この日から立春（2月4日頃）までが冬とされます。

朝晩の冷え込みが強まり、紅葉が終わり、木々の葉が落ち始めるなど、冬の訪れを感じる時期です。北国や高地では初冠雪の知らせが届く頃でもあります。

「立」には「始まる」という意味があり、立冬は冬の始まりの日とされていました。日本には奈良時代に伝わり、農業や生活の節目として定着しました。

立冬に食べる食べ物

・鍋料理

立冬は寒さが本格化する時期であり、体を温める鍋料理がぴったりの季節です。

11月7日は「鍋の日」としても制定されており、立冬と重なる年も多いため、鍋料理を楽しむ風習が広がっています。

鍋料理は、野菜・肉・魚介などを一度に摂取できる栄養バランスの良い食事であり、温かいスープが体を芯から温めてくれます。

・根野菜

根菜類は、体を温める効果がある食材として、立冬の時期におすすめです。

大根やにんじんには消化を助ける酵素が含まれ、ごぼうは食物繊維が豊富で腸内環境を整える働きがあります。煮物や味噌汁、鍋料理に取り入れることで、寒い時期に必要な栄養を効率よく摂取できます。

・餃子

中国の一部地域では、立冬に餃子を食べる風習があります。これは「寒さを防ぐ」という意味が込められており、体を温めるスタミナ食として親しまれています。

餃子は、肉や野菜をたっぷり包んだ栄養豊富な料理で、寒い季節にぴったりです。

餃子は、焼き餃子や水餃子など調理法も多彩。特に温かいスープと一緒に楽しむ水餃子は、体を芯から温めるのに最適な冬の料理です。