キャリアに革命をキャリカク

2025年05月20日

【山梨県】キャリカク甲府駅前が新たに加盟されました

山梨県で新たにキャリカク甲府駅前として加盟されたオーナー川野 様のキャリカクへの熱いバックストーリーをいただきました

父のうつ病が教えてくれた「働くことの意味」

一年半前、父がうつ病を発症し、長年勤めてきた職場を離れることとなりました。社会との接点を失い、再び復帰するきっかけを見つけられずに苦しむ姿を、家族としてただ見守るしかない日々が続きました。
そんな中、「もし、無理のない範囲で働ける場所があれば…」「自分の役割を感じられる場所があれば、きっと希望を取り戻せるのではないか」という思いが胸に刻まれていきました。
この経験は、私にとってただの家族の一場面ではなく、「働くこと」が持つ力、そして「働く場をつくること」の大切さを深く実感するきっかけとなりました。

銀行を退職し、支援の道へ

父の姿をきっかけに、自分自身のこれからを見つめ直しました。そして2025年4月末、約10年間勤めた銀行を退職。安定を手放す決断は簡単ではありませんでしたが、それ以上に「本当に必要とされる仕事がしたい」という想いが勝りました。

選んだ道は、「就労支援」というフィールド。中でも、PCスキルに特化した就労継続支援B型を展開する【株式会社キャリカク】のフランチャイズに加盟し、地元・山梨で事業所を立ち上げることを決意しました。

山梨に、パソコンスキル特化型B型事業所を

多くのB型事業所が軽作業を中心にしている中、キャリカクが提供するのは「PCスキルに特化した実務型の支援スタイル」。
私はこの新しい形の支援に強く共感しました。

銀行員として培った経営的視点や、地域とのネットワークを活かしながら、
利用者様が「学ぶ → 実務に挑戦する → 収入を得る → 就労を目指す」というサイクルをいち早く体験できる環境を整えていきます。
単なる作業の提供ではなく、「スキル」と「経験」、そして「自己肯定感」を育てる場としてのB型を、山梨から発信していきます。

地域と家族、そして自分自身の想いを込めて

私は山梨に生まれ、山梨で育ちました。
この地には、家族の思い出も、つらかった経験も、そして希望もすべてが詰まっています。
だからこそ、ここ山梨で“誰もが自分らしく働ける場”をつくりたいのです。

父のうつ病から学んだ「人は、必要とされることで前を向ける」という教訓。
家族として味わった痛みと向き合った時間。
キャリカクがこれまでに培ってきた支援ノウハウ。

それらすべてを、私の新しい挑戦に注ぎ込みます。
「働きたい」という想いに応える、希望の入口となる場所を。
まずは、地元・山梨から。