2023年12月15日
誕生星座を知ろう「いて座」
皆さんおはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。
わたし、がお送りさせていただきます。
わたしには恩師と呼べるような先生、先輩方を何人か思い浮かべることができます。
学ぶことは楽しいと教えてくださった先生。
楽しいこと、楽しむことを体現し「自分も楽しんでいい」と気づかせてくださった先生。
未熟で我が儘だったわたしに教え、成長させてくださった先輩。
反面教師とした人々も少なくはありませんが、こういった尊敬できる方たちと出会えたのはわたしにとって何物にも代えがたい幸福です。
あるいは出会えたからこそ他人を尊敬できるようになったのでしょうか。
わたしも、誰かにとって「ありがとう」と思える人となれるでしょうか。
辛く苦しいと感じる中でも、少しでも胸を張って生きられる人生を送りたいとわたしは思います。
あ、同じ張るでもお腹が張るのは出来るだけ避けたいですね。
アイスブレイクはこのあたりにして、本題に参りましょう。
今回のテーマは恒例となってきました星座シリーズ「いて座」となります。
いて座の「いて」とは「射手」。ようは、「弓を射る人」という意味です。
狩りも武芸もたいへん重要な技術であるこの時代。
その中でも星座に召し上げられるほどの人物とは、どのような人だったのでしょうか。
それでは、どうぞ。
黄道十二星座の一つであり、夏から秋にかけてが見頃の星座。
月と狩猟を司る女神アルテミス。その女神に弓と狩猟を教えた師匠であるケイローンが弓を引く姿を描いたものです。
一番明るい星であるα星は「ルクバト」という、アラビア語で「射手の膝」を意味する名前。
天の川銀河の中心がいて座の方向にあるため、特に美しく見ることができる星座です。
天の川にかかる6つの星を繋いだ南斗六星は「ひしゃく」のようだと言われており、
英語圏ではこの並びはミルクディッパー(牛乳さじ)とも呼ばれています。
いて座のモチーフとなったのは、上半身は人間、下半身は馬の肉体を持ったケンタウロス族のケイローン。
父である時の神クロノスが妻の目から逃れるために馬の姿となり、その時に出会ったピリュラーとの間にできた子のためこの姿となったと言われています。
また、音楽、医術、狩り、武術など様々な分野に優れた賢く知性溢れた人物であり、先ほど挙げた女神アルテミスや太陽と芸術の神アポロン、医の神アスクレピオス、大英雄ヘラクレス、トロイア戦争の勇将アキレウスをはじめ多くの英雄や王族の子を弟子とした教育者でもありました。
さらに不死身の命を持っていたケイローンでしたが、これが災いしたのです。
いて座のエピソードは、そんな彼の弟子の一人。ヘラクレスからお話は始まります。
その日、ヘラクレスはケンタウロスたちと共に狩りを終え、酒宴を開いていました。
ここでいうケンタウロスたちはケイローンとは別人になり、彼らは酒好きの暴れん坊たちです。
楽し気に酒を飲み交わしていた彼らですが、酔いがまわったケンタウロスがヘラクレスに襲い掛かります。
しかし相手はかの大英雄ヘラクレス。
襲い掛かったケンタウロスはたちまちに蹴散らされ、逃げ出しました。
猛追するヘラクレス。
ここで悲劇が起こります。一部のケンタウロスが逃げ込んだ先はなんと、ヘラクレスの師であるケイローンが住む洞窟でした。
自身を襲ったケンタウロスを狙ったヘラクレスの矢は、不運にも巻き込まれたケイローンに当たってしまいます。
この矢にはヒドラの猛毒が塗られており、ケイローンは毒に倒れます。
されど彼は不死身の命を持っているがために死が訪れることなく、毒に苦しむばかりです。
この苦痛から逃れるために、ケイローンは大神ゼウスに頼み、
不死身の命を手放してその生を終えます。
その後、彼の死を惜しんだ大神ゼウスによって、ケイローンの姿を天上に飾り「いて座」となりました。
というお話でした。
不幸な事故としか言いようのないお話ですね。
お酒が原因である、という点を除けばの話ですが。
「酒は飲んでも吞まれるな」とはよくいったものです。
なにせこうして、神話の時代からずっとやらかされている案件ですからね。
といったところで、今回はここまでとさせていただきます。
それではまた次回、ご縁があればよろしくお願いします。
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