キャリアに革命をキャリカク

2025年05月19日

【大阪府】JR茨木駅前(仮)が新たに加盟されました

大阪府茨木市で新たにキャリカク茨木駅(仮)がオープン予定のオーナー藤原様よりキャリカクにジョインされた熱いバックストーリーをいただきました

はじめに

正直に言えば、以前の私は、障がい福祉という世界に対して少し距離を感じていました。
閉鎖的というか、どこか専門的で、自分には関わりのない領域のように思っていたんです。

ですが、人材紹介業として就労支援に関わる中で、精神に特化した事業所の利用者さんと接する機会がありました。
そのとき、心の中でふと「あれ、普通の人やん…」と感じた自分がいました。

最初は正直、少し構えていました。
でも、作業に集中する様子やスタッフとのやりとりを見て、
「なんだ、すごく自然に働いているな」と感じて、肩の力が抜けたんです。
そこにいたのは、ただ「働きたい」と願う人たちの、ありのままの姿でした。

それまで自分の中にあった思い込みが崩れていくのを感じました。
この体験が、就労支援という仕事に関心を持つきっかけになりました。

すべては「人との出会い」から

そんなとき、SNSを通じて出会ったのが、キャリカク本部の専務・麟太郎さんでした。
彼はあたたかく、行動が早く、誠実で、人を信じる力に満ちた方でした。
「こういう人がこの事業に関わっているなら、きっと間違いない」
そう思いました。

その後、名古屋にあるキャリカク事業所を見学させていただいたとき、決定的な確信を持ちました。
空気が良く、関わる職員の表情が明るく、利用者の方々も自然体で真剣に仕事に取り組んでいました。
理念が言葉だけでなく、空気として現場に息づいていたんです。

決め手は「人」でした

私はこれまで、介護業界と人材紹介の世界で10年以上、多くの経営者や求職者に向き合ってきました。
だからこそ、現場に流れる空気感を敏感に感じ取ることができます。
キャリカクの現場には、理念と文化が根付いていると確信できました。

そして何より、理想の責任者と出会えたこと。
「この人となら、やってみたい」
そう思えたことが、キャリカク加盟を決めた一番の理由です。

なぜ、今このタイミングだったのか

最近、就労支援A型・B型はM&Aの対象にもなり、市場としての注目が高まっています。
一方で、支援の本質や利用者の人生という観点が、置き去りにされてしまう場面も見えてきました。

就労支援は本来、
• 利用者にとっては「誇りを持って通える場所」であり、
• 家族にとっては「安心できる成長の場」であり、
• 地域にとっては「応援したくなる存在」であり、
• 行政や国にとっては「社会の再構築を担う信頼ある支援」であるべきだと考えています。

私は、人材業と介護業で培ってきた経験を活かし、この本質的な就労支援をかたちにできるのが今だと感じました。

社名「LIVORA(リヴォラ)」に込めた想い

Live(生きる)と Aura(光)を組み合わせた造語です。
誰もが「その人らしく」生きることに、かけがえのない価値があるという想いを込めました。

強くなくてもいい。特別でなくてもいい。
誰の中にも光がある。
その光を、働くという営みを通じて、少しずつ引き出していきたい。
まずは職員がワクワクして、そのワクワクが利用者にも広がっていくような、そんな場を目指しています。

とはいえ、まだ何も始まっていません

キャリカクに正式に加盟したのは、2025年4月30日。
事業所もこれから開設予定で、実績はまだありません。

でも、私は信じています。
この本部、この仲間たちとなら、きっとやっていける。
そう思えたから、勇気を持って一歩を踏み出しました。

最後に、これを読んでくださった方へ

就労支援は、決して楽ではありません。
でも、誰かの人生と本気で向き合える、やりがいのある仕事です。

福祉未経験の方でも大丈夫です。私もその一人です。
人と誠実に向き合うこと、仲間を信じて進むことができるなら、キャリカクは必ず応えてくれます。

迷っているなら、一度その空気を感じてみてください。
私がそうだったように、あなたの人生も、ここから新しく始まるかもしれません。