キャリカク利用メンバーブログ

2025年02月21日

とある奇妙な山でのアルバイト③

皆さんおはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。

わたし、がお送りさせていただきます。

今回は、「とある奇妙な山でのアルバイト」の続きを話します。

それでは、どうぞ。はじめて読む方は、ぜひ、①・②を見てからでお願いします!

後編を見ると、なんじゃそりゃになります((;^ω^) それでは、どうぞ。

5章:逃走

あの”日本人形”から全力で逃げて、どのくらいでしょう・・・。

おそらく1kmくらい息が切れるまで走り続けていました。

流石に疲れてしまったC君が「ちょっと待ってよ!」と、AさんとB君を呼び止め、

ゼイゼイと息を切らしてその場にへたり込みました。

C君は息を切らしながら、

「勢いで逃げて来たけど、どうすんだよ!俺らの荷物も置いたままだぞ!」・・・と

それに続いてB君も、

「訳も分からず逃げて来たけど、これからどうするんだよ?」・・・と

Aさんは2人に、「でも、これからまたあそこに戻るのか?」と聞くと、

B君とC君は怯えながら無言で首を横に振りました。

ーーその時、森の中からまた、あの「詩の歌」が聞こえてきました!

B君が真っ青な顔で、「また、”アイツら”が追って来やがった!!」と叫びました。

彼らは、心も身体も疲れていたが、それでもそこに居るわけには行かず、

再び真っ暗な山道を全力で走り続けました。

それからさらにどれだけ走ったか分からなかったのですが、

ドライブインらしき休憩所にたどり着きました。

もちろん、こんな時間にやっている訳がないけど、

それでも「安心したい気持ち」になっています。

Aさんがフッと携帯を見ると、なんと電波を示すアンテナが立っていました!

Aさんは、あのおじさんから貰った名刺の電話番号に急いで電話をしましたが、

流石にこの時間では、電話が繋がらなかったです。

・・・すると、B君が、自分の携帯でどこかに電話をしていました。

B君は電話越しに何かのやり取りして、しばらくすると

「とりあえず、迎えに来てくれるって・・・」と力無く答えました。

どこに電話していたのか聞いてみると、どうやら警察らしいです。

それから30分ほど、彼らはまたあの”日本人形”が追ってくるのか、

またあの「詩の歌」が聞こえてくるのかとビクビクしながら待っていました。

すると、回転灯を回したパトカーがやって来ました。

パトカーを見た時、Aさんはこれからどう「事情」を説明したものかと考えるより

先に心底ホッとして、その場から崩れ落ちました。

何かが完全に「緊張の糸」が解(ほど)けたという感じ・・・。

パトカーに乗せてもらって、彼らはとりあえず

近場のビジネスホテルまで送ってもらえる事になりました。

道中に「事情」は一通り話しましたが、当然のように全く信じてもらえず、

最終的には「単なる見間違い」という事にされました。

ホテルの前で降ろしてもらって、警察にお礼を言って見送った後、

彼らは「重大な事」にやっと気がつきました。

それは、「お財布」をあの別荘に置きっぱなしでした。

6章:終わり?

結局、彼らは日が高くなるまで近場の公園で野宿しました。

名刺の電話番号に電話をして「事情」を話すと、

あのおじさんが、血相を変えて大急ぎで迎えに来ました。

←※イメージ図

おじさんは、車の運転中に、「ほんとごめんよ。ちゃんと「事情」くらいは

話しておくべきだったね・・・。とりあえず、事務所まで全部話すからね。」・・と

平謝りを続けたので、彼らは何か気まずくなってしまい怒るに怒れませんでした。

事務所に着くと、どうも先に誰かが彼らの荷物を取りに行っていたらしく、

後20分ほどで荷物を持って戻って来るらしいという事です。

そして、おじさんが「事情」を全て話し始めました・・・。

おじさん「予想通りというかなんというか、あの2軒の別荘は、実は・・・

あの”日本人形”が出てくるようになってしまい、持ち主が手放してしまったんだよ。

・・・そして、そのせいで取り壊す事になって荷物を運び出し始めた所、次々と

”怪奇現象”が起き続いてな・・・しかも、誰かが「噂」が広めてしまった為、

近場の人達は、誰も「あそこ」で作業をしてくれなかったんだよ。

それが1年前の事さ。それで困ってしまい、近所のお寺に相談し、結構な大金をかけて

「御払い」をさせてもらい、もう、大丈夫だろうという事で、地元から離れた所

なんとか求人を出してくれたんだ。」という事の顛末(てんまつ)でした。

そうして、Aさんら三人が「まんまと引っかかった」という訳でした。

おじさんの話によると、元は昼夜問わず”怪奇現象”やあの”日本人形”が目撃されたらしく、

「御払い」以後は、昼間に行っても何も起きなかったので、もう大丈夫!・・・・だと

勝手に思い込んでしまったらしいです。それが今回の事件という訳になりました。

おじさん「ほんとほんとにごめんね!給料は4日分全部払うし、交通費も今から払うから!」

そうして、おじさんはやたら物腰が低いので、彼らはもう何か完全に肩透(す)かしになって、

それに怒る気も失せて、4日分のバイト代帰りの分の交通費全部

もらって帰る事にしました。

最後に、Aさんはおじさんに1つだけ「質問」しました。

Aさん「・・・おじさん、結局あの”日本人形”は何なの?」

すると、おじさんはこう答えました。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さぁ?」

(終)

といったところで、いかがでしょうか?これは、「怖い話」を参考に、しましたが、

皆さんもこういった「好条件の良い」怪しいバイトには、

くれぐれも気を付けましょう。

じゃないと、Aさん達みたいになってしまうかも?

それではまた次回、ご縁があればよろしくお願いします。


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