2024年08月13日
日傘ライフ
陽光が止まらぬ豪雨の降りしきる夏、お元気でしょうか。私は溶けています。
そこで最近導入したアイテムが日傘です。日傘があるだけで過ごしやすさが段違いに変わりました。優秀な対太陽装備です。
今回はそんな日傘をおすすめさせていただきます。
日傘をめぐる環境
日傘といえば日焼けを避ける女性のアイテムというイメージがいまだに強いです。しかし、傘コーナーを見てみるとユニセックスや男性用日傘が並べられ始めています。
というのも、男性のうち1割は日傘を利用しているからです。また日傘を使う男性に対しての目も、使っていても気にしないという人が半数を超えています。
過去に児童の登下校中に「日傘を使ってはいけない」という指導があったとニュースになりました。
しかし、現在では登下校中に日傘の使用を求める小学校も表れ、日傘の使用が広まっているようです。
日傘と快適度の関係
日傘の効果が如実に出る部位は頭部、その温度でしょう。調査によると日傘なしの頭部温度は55℃、日傘ありの頭部温度は40℃と15℃もの差が生まれました。
同じ効果は帽子にも備わっています。しかし、帽子では汗が蒸れるなどの別の不快が表れます。
温度を低く保つ効果は遮光の日傘よりも、遮光かつ遮熱の日傘のほうが値段が高いものの効果が高いです。購入の際には気にかけてみてください。
日傘と雨傘の違い
日傘と雨傘の最大の違いは遮るものが異なる点です。
日傘が遮るものは光です。そのため、光を吸収、反射する素材が使われています。雨をはじかない素材が多く、雨水で傘がぐっしょり濡れてしまいます。また、日傘には空気を通す小さな穴が空いている商品が多く、その場合この穴を通して内側に雨水が漏れてくる場合もあるようです。
雨傘が遮るのは雨です。そのため遮光や遮熱を行う処理がされていません。色を選べば紫外線は雨傘でもだいぶカットできるようですが、やはり日傘には及びません。上述の通り日傘には小さな穴が空いているものがあり、当然雨傘にはそんな穴はありません。ですので通気性が悪く、雨傘を使っても蒸してしまい暑くなるようです。
日傘と雨傘にはこのように違いがありますが、最近は晴雨兼用の傘も売っています。これらは日傘に雨傘と同じ撥水加工をしたものが多く、お互いの短所が補われています。ただし強い雨や台風下での使用には向いておらず、その場合は雨傘の利用をお勧めします。
まとめ
日傘が夏のマストアイテムになる日が来るかもしれません。本当はマストアイテムなんかになって欲しくありませんが、快適に過ごす生活のほうが重要なので積極的に使っていって間違いないでしょう。
また日傘と雨傘には意外と違いがあります。ものぐさせず使い分けよう、ものぐさするなら晴雨兼用傘を使おうと思います。ちなみに私は後者です。
参考ページ
ウェザーニュース
日傘の使用率は3割超、5年前より10ポイント増 男性も1割にのぼる
https://onpre.weathernews.jp/s/topics/202407/230125/
ウェザーニュース
熱中症対策におすすめの日傘の効果とは
https://weathernews.jp/heatstroke/handbook/page1-5.html