2023年12月22日
悪い子のところに「こんばんは」、ブラック・サンタクロース
皆さんおはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。
わたし、がお送りさせていただきます。
物事には表と裏、あるいはさらに多面的な側面が存在します。
地獄の閻魔大王の側面が、生きとし生けるものを救う地蔵菩薩であるように。
光と影、アメとムチ、救いと罰。
世の中はバランスが取れた仕組み、を見出そうとするものなのかもしれませんね。
わたしとしては3億円拾うぐらいの豪運プレゼント、大歓迎なんですけどね。
アイスブレイクはこのあたりにして、本題に参りましょう。
今回のテーマは「ブラック・サンタクロース」になります。
クリスマスにはまだ少しだけ早い今日この日。
皆が楽しみ!ハッピー!の前に悪い子にはお灸を据える。
そんな話をしたいと思います。
それでは、どうぞ。
ブラック・サンタクロースという単語を見て「どこかの悪ノリか?」
なんて思った方もいるのではないでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
実は世界的にはわりとメジャーな、クリスマスのしつけ役なのです。
日本でいうところの、秋田のなまはげが近い立ち位置としてよく引き合いに出てきます。
そんなブラック・サンタクロースの起源はドイツの伝承から。
クネヒト・ループレヒトという人物がモチーフです。
彼はサンタクロースのモチーフである聖ニコラウスの同伴者であり、双子の兄弟とされています。
長いひげに細身の体、毛皮もしくは藁を被って、その手には長い棒や炭袋を持っている。
赤く、恰幅のあるサンタとは対称的な見た目をしていますね。
サンタさんが良い子にはプレゼントを渡すように、
ブラックサンタも悪い子にはお仕置きをプレゼントします。
その内容は伝承によって異なりますが、
・持っている炭袋で叩く
・袋に入れて連れ去ってしまう
・石炭やジャガイモ、モツ、木の枝をプレゼントする
というのが主な説になります。
前の2つは分かるけど最後のは何?と思いますよね。
これは子供にとって嬉しくないものが基準とされているようです。
良い子には、サンタが木の実やお菓子といった嬉しいものを。
悪い子には、ブラックサンタが実のない枝だけやジャガイモ、モツといったものを。
そんな対比のあるプレゼントをすることで、
「来年はいい子に過ごすんだよ」というメッセージとするそうです。
子供にとってはいらないものですが
大人にとっては石炭は冬を凌ぐ燃料に、主食にもなるジャガイモや栄養価の高いモツは喜ばしいものです。
子供のしつけもしてくれて、日々を過ごす糧まで貰える。
親御さんにとってはむしろ歓迎までされていそうですね。
といったところで、今回はここまでとさせていただきます。
クリスマス前の余興として、
お子さんがいらっしゃる方は、子どもへのしつけとして、
どんな形であれ良い形で活用していただければ幸いです。
次回更新は12月24日の特別号となりますので、ぜひご覧ください。
それではまた次回、ご縁があればよろしくお願いします。
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