2023年12月01日
冬季うつ(ウィンターブルー)
皆さんおはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。
わたし、がお送りさせていただきます。
今年も残すところはあとひと月。
時が経つのは早いですね。
寒さも相まって身震いしてきました。
迫る年の瀬。楽しみなイベントも、忙しさも一つの節目を迎えるこの時期。
12月が、いよいよ始まります。
アイスブレイクはこのあたりにして、本題に参りましょう。
今回のテーマは「冬季うつ(ウィンターブルー)」となります。
人の精神状態には「食事」「睡眠」「温度の低下」が関わってくると、以前ちらりとお話ししました。
その深堀りとなるのが今回のお話です。
それでは、どうぞ。
秋から冬にかけて、虚無感や無力感にかられたり、疲労感が強く感じる。
といった、抑うつ的な症状が出る季節性の気分障害のことです。
この症状は日照時間の短さが原因とされています。
日光を浴びる時間が減少すると体内時計をつかさどるメラトニン分泌のタイミングが遅れ、睡眠をはじめとした体のリズムが崩れたり、
喜びや快楽を伝えるドーパミン、精神を安定させるセロトニンといった神経伝達物質が減少するため抑うつ的な感情を引き起こしやすくなるのです。
このため、降雪が特に多い高緯度地域では特に冬季うつの症状が出やすいといわれています。
冬季うつは一般的なうつと同様の「気分が落ち込む」「気力が湧かない」「イライラする」などといった症状と同じものもありますが、冬季うつ特有の症状もあります。
日中でも眠気がある。過眠。
食欲が増えて炭水化物や甘いものをが欲しくなる。過食。
これに加えて「倦怠感が強くなる」といったものもあります。
①規則正しい生活をする
日光を浴びる時間が減り体のリズムが崩れる。
つまりこれは体内時計が乱れている、と言えるでしょう。
この季節に合った生活リズムを今一度見直してみると良いかもしれません。
②日光を浴びる時間を作る
昨今のコロナ禍の影響もあり、自宅で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
外出の機会が減ることはそのまま直接日光を浴びる時間の減少に繋がります。
少しだけ散歩をしたり、窓の近くで日に当たるだけでもいいので日光を浴びる機会を作りましょう。
③トリプトファンの含んだ食事をとる
トリプトファンはセロトニンを作る元の物質ですが、トリプトファンは体内で作ることができません。ですので食事によって取り入れる必要があります。
トリプトファンはタンパク質に含まれる物質ですので、
肉類、魚介類、豆腐,のり。
また、バナナやかぼちゃにも含まれていて効果的です。
④運動をする
体を動かすとセロトニンをはじめとして抗うつ作用のある物質の分泌を促すことができます。
さらに運動は、回復・リラックスの働きを持つ副交感神経を優位にします。
まずは軽いストレッチからで良いので、体を動かしてみましょう。
といったところで、今回はここまでとさせていただきます。
「寒さ」というのはメンタルにとって大変な試練です。
少なくともわたしにとっては。
知識と対策をもって共にこの季節を乗り切りましょう。
それではまた次回、ご縁があればよろしくお願いします。
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