2023年11月03日
心の境界線(バウンダリー)Part.3「実践。私とあなた。」
皆さんおはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。
わたし、がお送りさせていただきます。
もう、11月ですね…。時間というものは本当にあっという間ですね…。
人の精神状態は「食事」「睡眠」「温度の低下」に左右されます。
どれか一つが崩れると人間の体は精神的にまいってしまい、不調が起こりやすくなります。
苦しいと感じたらこれらを見直して見ると良いかもしれません。
要するに「わたしは寒いのが苦手。すごく、苦手。」というお話でした。
アイスブレイクはこのあたりにして、本題に参りましょう。
2回にわたり心の境界線(バウンダリー)についてお話させていただきました。
今回はその締めくくりとさせていただきます。
境界線を引くためにはどんな行動をしたらいいか、また気を付ける点をお話していこうと思います。
自分のために自分の欲求を伝える。すなわち自分を優先すること。
これを意思表示することが、境界線を引く手段の一つだとわたしは考えます。
意思表示は自らの想いを自覚することでもあり、
同時に相手にあなたの想いを伝えることでもあります。
相手はあなたの想いを受け入れることもあればまた、拒否することもあるでしょう。
ですが、この時の拒否は「あなたの境界線を否定した」のではありません。
「相手の境界線に何かが引っ掛かった」だけなのです。
境界線で忘れてはいけないのは私と相手。
境界線は「私の境界線」と「相手の境界線」の2つあり、互いの意思表示はその狭間で「どうしようか一緒に考えよう」というフェーズなのです。
自分の欲求を伝える、という行為に
身勝手だ、わがままだ
というイメージがあるかもしれません。
勿論、相手の意思を考えず強引に伝えてしまえばイメージ通りの構図になります。
意思表示とは、互いの境界線の間に想いを投げ込むこと。
これに対して私たちは話し合ったり、拒否したり、あるいはどうしても聞きたくなければ耳を閉じたり、様々なリアクションを交わして自分の線を引く。
この順番で適切な距離を作り上げていくのだと、わたしは思います。
境界線はあくまでも自分を楽にするための手段の一つです。
境界線を越える、越えられることの全てが悪い事というわけではありません。
また、全て回避するのはあまりにも難しいです。
境界線は自分を大切にするために、少しでも苦しみを和らげるための助けとするもの。
その境界線を意識しすぎて囚われてしまうことがないよう、ご注意ください。
最後に。
自身のバウンダリーを知り、適切な距離を取ろうとするのはとても大切なことです。
ですが、忘れてはいけないことが一つ。
先にも述べたことですが、もう一度
あなた自身に適切なバウンダリーがあるように、相手にも独自のバウンダリーがあります。
相手だって自分自身を守りたいのです。
「他人を通じて己を知る」ということだってあります。
自分を大切にするために、相手を大切にしてください。
といったところで、今回はここまでとさせていただきます。
長らく語らせていただいたこのお話も、ここで区切りとなります。
いかがだったでしょうか。
あなたにとって何かのお役に立つことができたのであれば、不器用なわたしなりに悩み抜きながら言葉を綴った甲斐があります。
ご清聴ありがとうございました。
それではまた次回、ご縁があればよろしくお願いします。
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