2023年09月29日
誕生星座を知ろう「てんびん座」
皆さんおはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。
わたし、がお送りさせていただきます。
世間では「幸せと不幸はバランス」なんて言葉があるように
つらい時期、苦しい時期を乗り越えれば幸せが待っている。なんて考え方があると思います。
学生時代ならテスト前だったり、トイレでお腹を痛めてる時なんかはそんな考えを思わず抱いてしまいます。
大仰な書き出しから急にスケールが小さくなりましたが、人生はそんなものです。
小さな出来事だろうと大きな視点だろうと、「バランス」が気になってしまう。
そんな人は少なくないのではないからこそ、こんな言葉があるんだろうと思う次第です。
アイスブレイクはこのあたりにして、本題に参りましょう。
今回のテーマは「てんびん座」になります。
前回の更新の日付が偶然にもおとめ座最後の日だったため、連続したシリーズになりました。
お話の方面でも「諸説あります」に関わるところなので一緒に語れるのはいい機会なのかもしれません。
黄道十二星座の一つであり、初夏から夏にかけてが見頃の星座。
一番目明るいα星「ズベン・エル・ゲヌビ」という名には「南の爪」という意味が、二番目に明るいβ星には「ズベン・エス・カマリ」という名には「北の爪」という意味が込められています。
これは元々この星々がさそり座の一部であったときの名残です。
てんびん座のモチーフは正義と天文の女神アストレアの持つ天秤。
女神アストレアは大神ゼウスと掟の女神テミスとの間の娘であり、「星のように輝く者」という意味があります。
アストレアはこの天秤を用いて死者の魂を計り、善よりも悪が重い魂を冥界に送る。という役割を持っていました。
そんなアルテミスの持つてんびん座の物語です。
かつて神々は人間とともに地上で暮しており、争いもなく、豊かな実りがある平和な時代が続いていました。
しかしある事件が起こることで時代は一変します。
そう、かの有名な「パンドラの箱」です。
大神ゼウスは天界から火を盗み人類に与えたことを怒っていました。
そこで人類に災いをもたらすために大神ゼウスの命令により女性パンドラが粘土により作られ、様々な贈り物とともに「絶対に開けてはならない箱」を贈られます。
しかし彼女は好奇心の末にこれを開けてしまい、病気、悲しみ、苦しみ、妬みなどの災厄が飛び出しました。
人々は働くことをやめ、犯罪に手を染め、争うようになったのです。
今まで善ばかりに傾いていた天秤は悪に傾くようになり、アストレアは魂を冥界に送る役割に奔走します。
それでも悪行が広がる地上から神々は天上の世界へと去っていき、最後まで残っていた女神アストレアもとうとう地上から離れてしまいます。
そしてアストレアはおとめ座となり、天秤はてんびん座となりました。
というお話でした。
今回はギリシャ神話あるあるの「だいたいゼウスのせい」の例に漏れないお話ですね。
てんびん座のように、死者を計りにかけて天国・地獄へ送る判決を下す。という展開は世界各地に存在します。
また機会があればその辺りの話をしていければと思います。
それではまた次回、ご縁があればよろしくお願いします。
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