2021年08月30日
8050問題をご存知でしょうか?
報道等でもよく特集されていますが、「ひきこもりの方々」が増えているという現実があります。
平成30年の内閣府の調査によると、40~64歳のひきこもりが全国に60万人以上いるとされています。
15~39歳が54万人オーバーであることを見ると、長期化そして高齢化しているということになります。
ひきこもりの方々の中には、精神疾患や身体疾患を理由に社会復帰が困難となり、ひきこもってしまったケースも多いようです。
また、この人数のうち70%以上は男性だということです。
社会活動や経済活動との接触を断って自分の家から出ない方々が増える一方で、彼らの生活を支えているご両親や家族の高齢化という社会問題が現実化しています。
ひきこもりの子供には職がなく
毎月の収入もないため、親の年金だけが世帯の収入になります。
子供を親がいつまでも扶養しなくてはいけないのです。
裕福な世帯ばかりだといいのですが、
ほとんどの世帯では年金のみで親だけでなく
子供の生活費をまかなっていくのは限界があります。
では、今後も注目を集め、続いていくであろう8050問題を
少しでも解消していくにはどうすればいいのでしょうか?
疾患の影響や会社の事情により
ショックを受け、現実を受け入れられず、
人間不信に陥り、社会との接触を断ってしまうケース等があります。
また、今まで元気だった子供の心身が不自由になり、
その姿を他人に見せたくないという思いから、
親が子供を社会から隔離しようとするケースもあります。
親も子供も高齢化していきますから、
という問題が出てきます。
愛知ITキャリアセンターでは、
職場定着率の高い事務職・IT職を目指して
賃金をもらいながらトレーニングできる環境があります。
また、専門支援員がきめ細かい支援を継続しながら
社会復帰への後押しをしています。
また、企業就労でもできる限りバックアップしており、
企業側もダイバーシティを重視する法人が増えており、
障害者雇用に対しても積極的になってきています。
とはいえ、そう簡単なことではありません。
いきなり就職活動をするのではなく、
まずは…
人と触れて話を聞くことから始め、徐々に信頼関係を築いて頂き、
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などを、少しずつ思い出してもらいたいですね。
ひきこもっている障害者の皆様には、孤立を避け、できるだけ早い時期に、ゆっくりとトレーニングを積むことで、着実な社会生活への復帰を目指して欲しいと思います。
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愛知ITキャリアセンター(就労継続支援B型)
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